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【家を買う】物件比較

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いいなと思う物件をいくつか見つけたら、よりこだわりたいポイントや第1候補にするならどの物件かを知るために物件を比較しましょう。

うちらば

FP2級という資格を持っているので、月々のローン返済額やトータル支払額も比較する項目に入れました!

比較するときは表が1番わかりやすい

私が実際に作った表を、数字など修正して清書したものがこちら。
(数字は架空の設定で書きました。)

3つ以上物件を比較する場合は、1枚の紙に2つの物件を表にして、何枚かの紙を横に並べて比較するとわかりやすいです。

比較に使うスペック

比較表を作るのに使ったスペックを1つ1つ解説します。

お金

・価格

・管理費

・修繕積立金
…新築マンションの場合は月々の支払いを少なく見せるために修繕積立金を低めに設定している場合があり、入居後に上がる可能性があるので注意が必要です。
中古マンションの場合は大規模修繕工事の前なのか、終わった後なのか、大規模修繕工事の予算に対して修繕積立金がきちんと貯まっているかを確認しましょう。「現在設定されている修繕積立金が妥当な金額かどうか」を仲介業者の担当者に聞いてみるのもいい案です。

・ローン返済/月
…この記事で使った表を作る時には、「フルローン(頭金なしで物件価格を全額借り入れ)、ボーナス払いなし、借入期間は35年、金利タイプは変動金利0.55%、返済方法は元利均等返済」の条件の元で、月々のローン返済額をシミュレーションしました。
(楽天銀行の住宅ローンシミュレーションを使用しました。https://www.rakuten-bank.co.jp/home-loan/simulation/loan.html
(金利の利率は2023年6月時点のものです。)

・トータル支払/月
…前項で月々のローン返済額を計算したのは、月々のトータル支払額を知りたかったからです。
月々のトータル支払額は月々の「ローン返済額+管理費+修繕積立金」で計算できます。
この支払額が家計を圧迫しない金額に収まる物件を探すようにしましょう。

建物スペック

・住所
…買いたいエリアに土地勘がある人は、この地名は良いorダメというイメージや印象があると思うので、参考までに表に入れました。

・築年数
…終の棲家にする人は古い物件でもいいかもしれませんが、数年後~数十年後に買い替える可能性がある人は古い物件だと売れないかもしれないので築25年ぐらいまでの物件がいいと思います。
理由は、コンクリートなどの耐用年数的に築50年ぐらいまでがまだ売れる築年数だと思うからです。

・建物構造

・用途地域

部屋スペック

・専有面積

・バルコニー面積

・間取り
…サービスルームや納戸も、部屋として表記できないだけで実際には1部屋として使えることがあるので、間取りの表記だけでなく図面も確認しましょう。

・階

・向き
…南向きが1番高くて、売る時も売りやすいです。
ただし生活によっては朝日がある東向きの方が良かったり、北向きの景色が綺麗だったりと色々な事情があると思うので、生活スタイルや好みで決めていいと思います。

マンション管理

・総戸数
…総戸数ではマンションの規模を把握できます。
大規模マンションだと共有設備が充実していたり気の合う住人がいたりする一方、住人トラブルが多いかもしれません。
反対に小~中規模マンションだと管理組合での話し合いがまとまりやすかったり住人同士顔見知りで挨拶ぐらいは交わす仲だったりする一方、管理組合の理事が4,5年に1度と頻繁に回ってくるかもしれません。

・土地権利
…所有権のことが多い印象ですが、たまに定期借地権だったりします。定期借地権は借りている土地だからか、所有権の物件より安いイメージです。

・分譲会社や建築会社
…新築だったときの分譲会社や建築会社が大手か中小企業か。
個人的には、特に建築会社が今も存続していれば安全に施工されているかなと勝手なイメージをもって比較に使っていました。

・管理会社

・管理方式
…委託が多いと思いますが、気にしていたのは通勤・巡回か常駐かです。買った物件は巡回(週に数日勤務)ですが、特に不便はないです。
夜にクリーニングを出せるとか、いつでも宅配便を受け取っておいてくれるとか、ごみを玄関や各階に回収に来てくれるなどのサービスの有無は、サービスを利用したい方は確認するといいでしょう。

その他

空いているスペースに、追加で気になった項目を書きました。

  • 車を持っている人→駐車場の有無、月々の駐車場代
  • 通勤・通学する人→駅まで徒歩何分か、家から職場や学校までトータルで何分かかるか
  • 日頃の買い物が気になる人→スーパーや商店街、ドラッグストアなどまで徒歩or自転車で何分か

などを書くとより生活するときのイメージが湧くと思います。

まとめ

以上、物件を比較する際に使う表とスペックをご紹介しました。

気になる物件がいくつか見つかったら、買いたい候補の物件がいくつか決まったら、ぜひ表を作って物件を比較してみてください。